
初診案内ページでは、診療の効果を強く訴える前に、受診前の行動が分かることが大切です。誰が対象か、予約は必要か、何を持参するか、入口はどこかを順番に整理します。この記事はページ編集の手引きであり、症状の判断や診療の助言を行うものではありません。
以下の「みなも歯科」は説明用の架空医院です。受付方式や診療内容は原稿作成の例で、実在の医療機関の案内ではありません。公開する文章は自院の受付・診療体制に合わせ、責任者が確認してください。
1. 診療内容と受付ルールを別々に集める
診療科名を入力しただけでは、予約優先か完全予約制か、当日受付ができるかまでは決まりません。まず受付担当者と次の情報をそろえます。
- 受診対象:院内で確認済みの診療科・対象年齢・紹介状などの条件。
- 初診の受付:電話予約、Web予約、予約リクエストのうち実際に使う方式。
- 時間:診療時間、電話受付時間、初診の受付終了時間。それぞれが異なるか。
- 持ち物:保険資格の確認に必要なもの、お薬手帳、持っている紹介状や検査結果など、自院で案内する項目。
- 当日の流れ:受付、問診、診察・必要な検査、説明、会計。診療によって変わる部分。
- アクセス:住所、入口、階数、エレベーターや駐車場の有無。
- 個別案内:通常のWeb予約へ誘導しないケースの連絡方法を、医療責任者が確認。
制度に関わる持ち物の名称や、忘れたときの対応は古い案内を流用せず確認します。患者情報を使って原稿を作る必要はありません。受付の手順を説明するために、実在患者の病歴や個人情報を入力しないでください。
2. 初診案内の入力例
みなも歯科の初診案内を整理します。説明用の架空医院です。初診は電話で日時を相談して予約を確定する方式です。一般問い合わせフォームの送信を診療予約の確定と書かないでください。初回は受付、問診、診察と必要な検査、説明、会計の順で、内容は状態によって変わります。治療が必ず初日に完了するとは書きません。持ち物、初診受付時間、費用、緊急時の連絡案内は院内確認済みの原稿だけを使い、不明な項目の数値や連絡先を作らないでください。
院内で確定した住所や時間は対応する欄へ入れ、未確定の項目は作業メモに残します。「確認中」という文を患者向けページに残して公開するのではなく、公開範囲を決める段階で確認を終えます。
3. 当日の流れを伝える完成原稿例
次は、入力例を編集した「予約から当日まで」の原稿見本です。自動生成の実測結果ではなく、このまま実在医院の案内として使うものでもありません。
初めて受診される方へ
まずは電話でご予約ください。 ご希望の日時を伺い、受付から予約日時をご案内します。一般問い合わせフォームの送信だけでは診療予約は確定しません。
ご来院時には受付でお名前と予約日時をお伝えください。保険資格の確認に必要なもの、お薬手帳、すでにお持ちの紹介状や検査結果については、予約時の持ち物案内をご確認ください。
当日の流れ
- 受付で必要事項を確認し、問診票をご記入いただきます。
- お困りのことやこれまでの経過を伺います。
- 診察と必要な検査を行い、状態や選択肢をご説明します。
- 治療方針をご相談した後、会計と必要に応じた次回のご案内を行います。
実施する内容や順番は状態によって変わります。待ち時間や当日の終了時刻を一律にお約束する案内ではありません。
この原稿だけで初診案内は完結しません。公開するページでは、この前後に自院で確認した受診対象、受付時間、費用の案内、住所・入口、通常予約とは分けるべき連絡案内を加えます。読み手が来院可否を判断する重要情報を「AIが埋める余白」にしないことがポイントです。
4. 公式サンプルの画面を読み解く

図は葉音デンタルクリニックの公式サンプルの診療案内部分を2026年9月5日に撮影したものです。医院名、診療体制、人物、料金等は架空のサンプル用情報です。医療上の適合性や効果を証明する画面ではありません。
診療内容を分類し、冒頭で初回に問診・検査・説明を行う流れを示しているため、診療科の一覧だけより当日の行動を想像しやすい構成です。
ただし、この局部画面だけでは持ち物や初診の受付終了時間まで分かりません。また、2026年9月5日のサンプルには本文の「Web予約または電話」と電話予約ボタンが併存します。自院で使うときは、利用できる予約方法だけを残し、本文・ボタン・FAQの表現をそろえる必要があります。サンプルを、そのまま公開前確認を通過した院内原稿として扱わないでください。
5. 表現の不足と修正例
- 「初診30分で完了」:診療・検査・待ち時間の条件が不明です。確認できない一律の時間を削り、当日の流れと変動する部分を説明します。
- 「必ず治る」「痛みゼロ」:効果の保証を原稿の魅力として足しません。院内で確認した診療内容や説明手順を記載します。
- 「患者様も大満足」という架空の声:作成しません。患者等の主観に基づく治療内容・効果の体験談には広告上の制限があります。
- 「送信完了=予約確定」:問い合わせ受付にすぎないなら、「予約日時は電話で確定します」など実際の方式へ直します。
- 自由診療を金額だけで紹介:治療内容、通常必要な費用、主なリスク・副作用などの扱いを責任者が確認し、必要な説明を省略しません。
医療表現は厚生労働省の医療広告等ガイドライン(2026年3月30日最終改正)と公式の広告規制案内を確認してください。参照確認日は2026年9月5日です。ここでの例は個別ページの適法性を判断するものではありません。
6. 院内確認から公開確認まで
- 受付担当者が、予約方式、時間、持ち物、連絡先を確認します。
- 医療責任者が、受診対象、診療説明、費用表現、通常予約とは分ける案内を確認します。
- Soranoruで修正して保存し、スマホで本文・ボタン・FAQが同じ予約方法を案内しているか読み比べます。
- 公開URLで電話番号、地図の入口、診療日と受付時間を確認します。実在患者の情報を使うテスト送信は行いません。
- 受付方法や診療体制が変わったときは、この案内と外部予約先を同時に見直します。
必要な項目の全体像はクリニックホームページ作成のガイドにまとめています。ページ作成の支援と、院内の医療・受付判断は別の作業として扱ってください。